日本→米eBay 輸出の利益、実際どうなのか
「国内のフリマで安く仕入れて米 eBay で売れば儲かる」——よく聞く話です。では実際はどうなのか。 自分の手で、国内の在庫と海外で売れている事実を一つひとつ突き合わせていくと、思っていたのとは少し違う景色が見えてきます。 具体的な品名や仕入先は伏せたまま、やってみてわかった大枠だけ共有します。
1. 黒字になるのは「掘った品の1割あるかないか」
気になった品を実際に突き合わせていくと、eBay の手数料と国際送料を引いた後にプラスが残るのは、ざっくり10 件に 1 件あるかないか。 しかもジャンルによって歩留まりは数倍単位で開きます。つまり「フィギュアを仕入れて eBay で売る」とひとくくりにはできず、 どこを掘るかで結果がまるで変わる。どの掘り場が厚いかという具体は、早期メンバー向けに共有します(公開すると先回りされてしまうため)。
2. 黒字でも、手元に残るのは「中粒」
プラスが残った品でも、手元に残る純利益はだいたい数千円から1万円弱に収まることが多い。一発で大きく当たる世界ではなく、 確実性のある中粒を、数をこなして積む性質です。だからこそ「1 件あたり何時間ものリサーチ」を 自分で全部やると、時給で見たときに割に合わなくなりやすい。
3. 売値の2〜3割は、手数料と送料に消える
薄利の最大の理由はここです。たとえば数万円で売れた品でも、落札手数料・決済/為替・国際送料を合わせると 売値の2〜3割が消え、手元には数千円しか残らない、ということがふつうに起きます。仕入値と売値の差だけ見て「差額◯万円」と早合点すると赤字になる。 輸出アービトラージは手数料と送料を最初から計算に入れて、初めて意味がある。
4. 本当のボトルネックは「供給の薄さ」
いちばん意外だったのはここでした。需要側(eBay で売れている事実)は見つかるのに、同じ品の国内在庫が1点も見当たらないことが多発します。 「売れる物」は分かっても「仕入れられる物」が無ければ取引は成立しない。つまり価値の源泉は派手な利益率ではなく、 需要と供給がたまたま噛み合った1点を、腐る前に見つけて突き合わせることそのものにあります。
niixo がやろうとしていること
上の「探して・突き合わせて・確かめる」工程を済ませた結果=確かめ済みの利益リードを、最も必要とする1人のプロにだけ届ける(在庫は1点なので重複させない)。 それが 仕入れリサーチ(準備中)です。掘り場ごとの手応えや、その時々で気づいたことは、順次このページ群で書いていきます。